棚田の再生プロジェクト

WISH HOUSEでは新たに休耕田の棚田を整備しながら、自然農のお米づくりのパワーアップ✨に挑戦してゆきます。みんなで日本の原風景である里山の棚田を再生してみませんか?

休耕田は約20年使われていない荒地で木がたくさん生えていました!木の伐採はすでに9割終わっています。今後、この棚田を再生し田んぼのオーナー制なども行ってみたいと思っています。周囲の山も活用許可をいただいているので、里山を歩けるようにしたり、生えすぎた竹藪の管理、田んぼへの水路の整備なども行いたいと思います。

WISH HOUSE FARMの田んぼ同様に沢の水で無農薬でお米を育てます。里山の自然の生態系の力を活かして害虫の大量発生を防いだり、無肥料でも十分に土に栄養がある状態にするために冬の間も水を溜めたりします。お米の種もハウスで育てるのではなく田んぼに水苗代(みずなわしろ)を作って育てていく予定です。

目次

活動の主な流れ

棚田再生の大まかな流れを説明すると以下のようになります。参加希望される皆さんと定期的なイベントで再生していければと思っています。

  • まずは低木の伐採や雑草とりを行います。
  • 畔を直します。削れてしまった畔では水がたまりません。
  • 畔の一部を保水力を上げるために畔波板を入れます。
  • 棚田の上にある溜池が浅い泥沼になっているので直します。
  • 溜池から田んぼに水が落ちるように水路を作ります。
  • 田んぼの排水のための水路を直します。

棚田の田んぼは山の奥から数えて、約4枚あるのですが今年は一番上の1枚だけでも再生できればと思っています。気長に少しずつでも進めていければ嬉しいです。そして数年後に里山全体が綺麗な棚田に再生できたら素敵!とイメージを膨らませています。

里山再生

棚田を再生することで日本の田舎の原風景を取り戻せたら素敵だと思っているのですが、棚田の再生をする理由は他にもあります。山も竹藪で荒れてしまったり、一部の山では杉やヒノキだけの人工林で、落葉しないため土が痩せて(栄養や保水性がない)しまっています。山にどんぐりの木やフルーツの木を植えて豊かな森に変えていきます。そのことで、水害などを防ぐ効果も増すといいます。山の下の環境が山の環境を左右するともいいます。山の下にある休耕田が泥で詰まっていると、山上の土中の空気や水も下に流れることができずに詰まってしまうようです。土中の空気や水が詰まっている山では竹藪だけが異常に増殖したりします。森林にも土中にも爽やかな空気と水が流れる空間を作ることで生態系のバランスもより良くなります。山の再生や活用にもつながっていき、災害の阻止にもつながる。そして日本の食文化を愛でることのできる空間ができればそれは理想郷ではないでしょうか?大人も子供も遊び回れる自然豊かな里山の再生を目指しています。

イベント情報なども随時お知らせしていきますのでお楽しみに🌾


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