長野県飯綱町。
小さな集落で古民家カフェ&民泊&シェアファームをしている一人の女性、高野さん。
この町に新しいコミュニティを作ろうと奮闘している。
僕は高野さんの活動に興味を持ち会いに行った。
高野さんは東京と長野の2拠点生活をしている。
ここ数年、地元で採れる林檎を使ってシードルを作る活動も始めた。
なぜこのようなコミュニティ作りの活動を始めたのか?
この場所は夫の実家だった。
150年の古民家を継ぐものはいなかった。
林檎農家もやっていたがそれもやめてしまうという話を聞いた高野さんはこの場所で林檎の栽培を次ぐことに。
農業経験のない彼女にとっては過酷な生活だった。
夫が海外に仕事でいない3年間は一人で全てこなした。
ノイローゼになるかもしれないと思うほど過酷だったそうだ。
この日はコミュニティに参加する仲間と出会うことができた。
古民家の隣は改装しシェアハウスになっていた。
仲間たちは家賃を払う代わりに農作業や山林の管理、シードル作りの手伝いをしている。
そんな生き方もあるのかと僕は感動した。
お金だけではない人と人の能力や技術の共有で生活が成り立つ社会。そんな社会を垣間見た。
高野さんはシードル作りの経緯を語り始めた…
そこには自然と人が共生することへの想いがあったのだ…
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