インナーエンジニアリングとは?

インドで最も影響力のある人物50人に選ばれているヨーガの先生、サドグル氏が教える7日間のプログラムです。簡単に言ってしまえば、自分自身を知る、人間の本質を理解するためのプログラムです。

僕がそのプログラムに入ったきっかけは別にスピリチュアル系にはまっていたわけでもないし、インドマニアでもないし(むしろ程遠いい)、インドの宗教にも興味はなかったし(今もないと言っていい)、ただ単純に自分の人生に行き詰まった瞬間があって、大抵は人間関係のやりとりだった。

まるでカルマのように似たような事がいつも起こったり。自分の弱さや脆さ、ダメな部分が見えるようになった時に、これってなんなんだろう?自分ってなんなんだ?って思うようになったのです。

色んなビジネス啓発のセミナーとかにも参加し書籍も読んだりしました(会社を経営していたので)。何か自分自身をブレークスルーできないかと思って…そしたらある日ふとサドグルさんのインタビュー動画に出会って、別にヨガとか瞑想の話は一切していなくて、今の時代人間がどう生きていくのか?みたいな話をしていて、今まで出会ったり読んだり聞いたりした著名な人物よりもはるかに大らかで優しさに溢れ、コミカルで…
僕は社会学者の宮台真司さんや経済や貨幣論をとく三橋さんも大好きなんだけど、サドグルさんは圧倒的だった。知識の先にある人間の本質的な知性について語っていたから…この人は分かってるっていうのが瞬時に分かった。

ヨーガというと体操やストレッチと思われがちですが、インドのヴェーダというものです。
ヴェーダは古代のインドの聖典というイメージが強く、宗教色が強いのですが、実際は何千年もの歴史から人間の研究をし続けていた知恵がつまったものであるということです。
サドグル先生は宗教家ではなく、あくまでもインドの財産であるこのヴェーダという知恵・知識を使って人間がより良く生きていく道を説いています。例えばアーユルヴェーダであれば栄養や食に関する知恵を学ぶことができますし、ヨーガであれば瞑想と身体の状態と呼吸法でバランスを保ったり…

目次

人生の仕組み Mechanics of Life

「人生や世界はどういう風に機能してるのか? 」
それがわかったらもっと僕の人生は楽なのになぁ…そう思ってた。

時には何をやってもうまくいかないと思うこともあったし、挫折を味わうこともあった、非難されることもあった。

そういうことが続くと思う「これはカルマなのかなぁ?」
そしてその先には「僕が原因なのか?」
そしていつしか「なぜ僕はこうなんだ?」

自虐的にそう思うほど落ち込むこともあったけど、そうじゃないときでも思うことはある。つまり39歳になるまで色々な風にさらされているから、他者の意見は聞こえてくるし、それらの共通点っていつもある。だからこそ他者の意見に説得力が生まれて「なぜ僕はこうなんだ?」って。

例えば、僕は傷つきやすい。それはよく「細かい」「繊細すぎる」「被害妄想」とよく言われる。

映画監督は俳優との向き合い方、俳優の心の鍵を開ける会話や関わり方を、具体的なスキルと直感的本能でやるんだけど、具体的スキルはかなり大事。俳優がリハーサルで演じる時は実験段階で何が出て来るかわからない、そういう時にあらゆる可能性を話し合う。そしてなぜそのような感情になったのか?なぜそういう風に振る舞ったのか?を掘り下げていく。

掘り下げると自分のルーツに近づいていくのだけど、それと同じことを監督が自分自身にもやるっていう今回…

僕が繊細すぎるのは何でだろう?
若い頃は否定しました「いや僕は繊細じゃない。あなたが鈍感なんだ!」

経験を重ねるにつれ「もしかしたら繊細な部分があるかもしれない、でもあなたが鈍感なんだ!」

そして今にいたる「僕は繊細です。はい。で、何で何だろ?」

そしたら、幼少期兄貴がいて、すごくできる兄貴で、勉強も喧嘩も一番で、学校中の人気者で…両親は不仲でお互いほとんど会話さえしない、喧嘩もない、冷戦状態の中、居場所がなくいつも親の顔色を見て、親が笑顔になるようにサービスして…

出てくる出てくる…
例えばこういうことです。

そして結局それが今の自分の生活に直接影響している。

会社で人材を育てようと頑張っても、他の会社よりいいギャラを払おうとも感謝はされないし、人はいつしか慣れてしまう。自分と人との間にギャップを感じる事が多かった。

映画や舞台人をサポートする団体を立ち上げ(海外にはあるけど日本にはユニオンがちゃんとないから)自分の生活費を削ってまでその団体で色んな人をサポートしたり出資したりを8年ほどやったけどほとんど何も芽が出なかった。だけならまだしもほとんどの人はサポートされることに慣れ、いつしか愚痴や嫌味、悪口を言い合いいがみ合い団体をさっていった…なんで人生・人・自分にはこれほどギャップがあるのか?

そして結局思う「人生や世界はどういう風に機能してるのか? 」
それをようやく勉強しようと思えたのです。

自分を知りたい!
そう思えたことが自分にとっては大きな人生のターニングポイント。
具体的に知りたい、と思えたからだ。漠然とじゃなくて。
自分改革と言ってもいいかも。大げさな言葉だけれど。

これから、インナーエンジニアリングでの7日間の体験を記録して行きたいと思う。

参考になること盛りだくさん・お楽しみに。

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